海外旅行でスマホを使いこなしたい

スマホが必需品となった今、海外でも使用するのは当然ではあるが、常にデータ通信状態を保つ必要があるのか否か?

空港やホテルではFreeでつながるはず。Free Wi-Fiエリアが多い地域ならいいが、限定的なエリア以外、ほとんど有料ということも多い。行ってみないとわからないかもしれない。
とすれば、この有料分をどうとらえるか?

皆さん、大丈夫だと思うが、海外でそのままスマホを使用すると、エライ金額がのしかかってくる。
「世界対応ケータイ」のスマホを持っていた私は、「海外でも使えるのねー」と思っていが、日本の携帯電話の国際ローミングは、繋がるネットワークによって通話料金が大幅に変わるし、設定も面倒ということ。携帯電話会社の人に「すごく高くつきますから、やめた方がいいですよ!」と言われた。

どういう設定をしないといけないのか知らないと、あとでエライめに遭ってしまう。
スマホ知識が不足している天野川は、「おぉ!私に足りないのはこれだ!」とこんな本を買ってみた。
いろいろ知ったうえで、プライオリティを決めたいからだ。

ExternalLinks>>海外旅行のスマホ術 2019最新版 (日経BPムック)

≪主な内容≫ (抜粋)
◆旅の準備編
・飛び立つ前から旅行気分 スマホで世界の名所巡り
・旅の行程をスマホでラクラク管理  ほか
◆空港&機内編
・空港で迷わず、スムーズに搭乗
・空港でWi-Fiや電源を利用
◆現地編
・旅先でネットに接続する
・海外用Wi-Fiルーターをレンタルして使う  ほか
◆旅に役立つ ウェブサイト&アプリ

Googleマップはオフラインで見ることができる

何も知らぬ私はいろいろ読んで感動した。知識や設定などのハウツーが書いてある。アプリをダウンロードするところからわかるのである。そして、データ通信していようと、オフラインだろうと、スマホが使えるということがよくわかった。

それまでは、Wi-Fiで通信をつなげないと地図も見れないのかと思っていたが、Googleマップの設定が必要であるものの、範囲を指定してダウンロードでき、オフラインで見ることができる。それだけではなく、スマホのデータ通信とGPSは別物であるので、自分の現在位置もずっとGPSが追ってくれるから、どこにいるかリアルタイムでわかるし、方向が正しいかも知りながら移動できた。

現地で第一の感想。「スマホ、すげぇー!」

しかも、下図の右下にある「保存」をタップすると、「お気に入り」マークがつく。Googleカレンダーで住所を入れてある施設も、ちゃんと地図上にマーキングされている。恐るべし同期機能!
私はオフラインのままGoogleカレンダーの「場所」をタップしてマップに飛び、下記のように場所の位置と自分の位置を確認しながら歩いた。また、Googleカレンダーにはメモ欄があるので、施設情報などをたっぷり貼り付けており、それらもデータ通信なしに見ることができた。

googleマップ

データ通信を断つと「経路」をタップしてもリアルタイムの経路検索はできない。それでも、今自分がどこにいるのかを知れるだけでもありがたかった。

もし、データ通信しない=オフライン状態を知りたいなら、機内モードにすればよい。
そこで使えるものが、データ通信なしで使える機能である。

常時データ通信は必要か?

数年前の旅行では、正直なところ、スマホがなくてもなんとかなった。あるとより便利で助かったわけだが、ないならないで、腹をくくって英語か現地語で誰かに教えてもらう回数が増えるというくらいなものだった。

それはそれで、語学の修行ができるというメリットがある。手助けしてもらうと、現地の方との交流も深まる。そしてその国の人を好きになる。悪いことではない。

だが、英語すら通じにくい地域で、何でもgoogle先生に聞かねばならぬとなると、海外Wi-Fiレンタルか海外SIMカードでデータ通信状態を保った方が安心なのだ。

しかも、時代は進んでいる。スマホでできること、スマホのほうが便利なことがどんどん増えているのだ。

では、どういうポイントで判断すべきかというと、リアルタイムで通信しないと得られない「便利さ」が常にほしいかどうかだ。
主に下記が考えられる。

1.リアルタイムの調べもの:交通機関情報、経路検索、英会話など

スマホのいいところは、突発的な調べものがすぐできるということ。困ったときの英会話に始まり、ストが起きて別の交通ルートで行く必要があるとか、不測の事態にすぐ答えをくれるからだ。

特に予定外の移動をしたい人は、あったほうがいい。リアルタイムにいつ電車が出て、何番ホームに行き、何時何分に降りるなど。ただし、日本ほど時間通りに電車が来ないが。

交通網が発達している地域なら、オフィシャルのアプリがあるはずなので、ダウンロードしよう。

イタリアのミラノだと、地下鉄サイト「ATM」などは本当に便利だった。
リアルタイムでなくてもいいなら、あらかじめ調べてスナップショットを撮っておいて、あとで見てもいい。

ミラノATM

ミラノ地下鉄のサイト「ATM Milano Official App」

ミラノATM

ZARA駅ではその路線地下鉄は「毎時4分」に来るということを記している。

2.WEBチケットを提示するなど

交通機関などのWEBチケットでよくあるのだが、乗車中に検札で見せないといけない場合に、アプリの立ち上げが必要な場合があるので、通信が必須だったりする。

航空券のWEBチェックインもスマホでできるので、便利。まぁ、数日前からできるので、ホテルに帰ってWi-Fiつないでから操作してもいいが。

3.天気予報

「Weather Underground」というアプリは、海外の天気、気温、降水予想グラフ、日の出日の入り時刻まで出してくれる。
訪問予定都市をお気に入りにすることもできる。

4.通話・メール送受信

LINEは無料通話できるので、実に使える。
しかし、通信がつながっている場合のみだ。グループで海外旅行へ行く場合、はぐれたりした場合にあると便利ではある。

通話やメールを自由なタイミングでしたいかどうか。

5.外務省などの安全情報通知を受ける(特にテロ情報など)

テロなど安全上の緊急事態に情報を受け取れるのが外務省情報。

外務省安全アプリ

「オフラインアクセス可」にしてファイルを閲覧することもできる

Dropboxというオンラインストレージをご存じの方も多いと思うが、クラウド上にファイルなどを置いて、閲覧も作業もできるアプリがある。
オンラインストレージだからと言って、オフライン時に何もできないわけではない。

右端にある三つ●ポッチをタップしてオフライン時も閲覧できるよう、下から2つめ「オフラインアクセス可」に設定すればOK。

オフラインアクセス可

海外Wi-Fiレンタルが人気らしい

では、どんな有料通信手段があるのか?

もっともメジャーなのが、海外Wi-Fiルーターのレンタル。空港で機器を借りて、帰りの空港で専用BOXに返却すればOKだ。
イモトのWiFi はよく見かける。



一方、Wi-Fiルーターをレンタルするデメリットは、もうひとつ機器を持ち歩かねばならないことだろう。
充電も必要。紛失や破損のリスクもあり、それに対応する保険をオプションでつける選択肢もあるが、どちらにしても料金がかかる。

3人くらいで1つのWi-Fiが使用できるので、複数人で使用料を割れば、かなり安く済むメリットもある。それら条件を加味して決めたい。

海外SIMカード

ツウが利用するのは、海外SIMカード。amazonなどで数千円で購入して、スマホに入れて使う。「なんで使わないの? すごく便利だよ」と言われた。
ただし、地域や使用期間など、なんでもいいわけでもないし、スマホがよくわかっていない人にはハードルが高い。買えるのはわかったが、「スマホにそれを入れる場所なんかあったっけ?」というレベルの天野川には難しそう。

海外専用携帯電話

どうしても通話しないといけない場合は、海外旅行のたびに海外専用の携帯電話をレンタルすることもある。

また、海外専用携帯電話を購入する人もいる。モベルという会社の通話専用だと、基本料月額0円で世界各国で使えるということで、あちこちにフリーのWi-Fiが飛んでいるロンドンのような場所だと、こういうものでよいみたいだ。

調べると、いろいろある。海外で格安通話したいのか、データ通信も必要なのか、自分の条件を決めて、損をしない方法を選びたい。

まとめ

どうしてもリアルタイムに情報がほしいわけでもないなら、有料の通信は不要と判断していい。
通常はオフライン。もしどうしてもという事態が生じたら、高額のデータ通信でスマホを使用する手も残されている。

なお、auだと、海外での使用でも他社と比較してグンと安いので、海外旅行によく行く人なら、auが安心かもしれない。

天野川の経験だが、ヨーロッパ10日間ほどで5000円の海外Wi-Fiレンタルを検討したことがある。
一度申し込んだものの、5000円あったら、別のことに使いたいと考えてしまったため、キャンセルした。

私は海外で英語を使用することが修行であると考えており、困った事態になったときこそ、英語が鍛えられると信じている。
ゆえに、困ったことが発生するのは覚悟のうえで、多少のトラブルがあっても、出会った現地人にどこまでも天野川の面倒をみさせるつもりでいる。たった10日のことならそれがよい思い出になるくらいの気持ちがあったことも、海外Simカードや海外Wi-Fiルーターを選ばなかった理由になっている。

海外旅行には予習がつきもの。
そして、現地で学ぶことが多く、行くたびにノウハウがレベルアップしていく。
やり残したことがあるというのは、大事なことかもしれない。

 

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