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Amazon Kindleで電子書籍を出版する【2】確定申告のときどうする?

ダルタニャン像 心の窓

KDP印税収入を得ている人たちへ

とりあえず、電子書籍等で印税…つまり不労収入を得ている方たちよ、ほんの些少な金額であったとしても、実にめでたい。

印税を得るまでの話【1】はこちら>>

Amazon Kindleで電子書籍を出版する【1】準備~印税を得る

そして年度末になって、「はて、確定申告はどうするのかな?」状態かもしれない。私もそうであった。「何したらいいの?」と。

税のことは基本的には顧問税理士にお尋ねいただきたい。
しかし、もし自力でやらざるを得なかった場合のために、少しだけアドヴァイスをする。とはいえ一切の責任は持たない。私なりの「アレやったか?」程度のアドヴァイスであるので勘違いなきようお願いする。また、脱税という格好悪いことはなきように願う。

まずは…「税金フォーム」の準備をやったか?

マイアカウントであらかじめ情報を入力しないといけないのだが。
私もほかのサイトでいろいろ調べて、手探りで行った。

確定申告時に必要なのが、「税金フォーム」の準備である。フォームができたらメールでお知らせしてくれるという。名称は「IRS Form 1042-S」。

「税金フォーム」は下記の手順に従って5まで進むとある。

マイアカウント
マイアカウント>税に関する情報

3月15日までに発行するとのこと。実際の確定申告は2月16日くらいから開始されるのだが、少し遅めであるが仕方ない。間に合わない時は次年度に処理すればいいようだ。
ちなみに、2月上旬のある日に見てみると、まだ昨年度のものはアップされていなかった。

そもそも必要事項を設定しているか?

住所など必要事項はあらかじめ設定しないといけない。
上記の著者情報に現住所があるから、問題ないと思っていたら、なんと税の情報では旧住所のままであった。

2年前に引っ越しをして、住所を更新していなかったことに気づいたので、慌てて変更する。あくまでも税のところで現住所が入っていないといけない。
最初に変更するのも、途中で住所変更するのも以下の順でできる。さきほどの手順5まで行くと、

Kindle税金フォーム
Kindle税金フォーム

下記が出てくる。

欲しい年度がなければ、まだ用意されていないということでダウンロードできない。上記に2017からあるのは、私がすでに当時から登録をしていたからであり、何もしたことがなければ表示されない。

2021年度のために、住所変更を今から変更したいと思う。

税に関する情報>税に関する情報を表示/提出

「税務上の身元情報」が出る。
スミアミ部分にあなたの情報を入れて行く。フルネーム、住所など。たいていは米国にならって、ローマ字や英語となる。全角は入らない。

税務上の身元情報
Kindle 税務上の身元情報

さて、「TINI値」とは何だろうか。これには私はほかの人のやり方をならってマイナンバーを入れている。その他、情報を入れて送信すると、「税に関する情報」が完了となる。

Kindle 
確認する

入力内容を確認。これに住所が入るので、変更があれば忘れずに更新しないといけないというわけだ。

Kindle 税務情報に関するインタビュー
Kindle 税務情報に関するインタビュー

「該当する源泉徴収率0%」となるので、この状態なら米国との二重課税にはならないようだ。「インタビューを終了」を押すと、「税に関する情報」が日付とともに完了と記される。

Kindle 税に関する情報
Kindle 税に関する情報が完了

「保存」をクリック。

IRS Form 1042-S」が準備できたというメールが来るまで待つ。来たら、ダウンロードして、2ページ目に以下が英語で書いてある。機械翻訳を載せる。

フォーム1042-Sの表には何が表示されていますか?
フォームには、2020年にAmazonから受け取った支払いが要約されています。この表は情報提供のみを目的としています。AmazonはIRSに提出しないでください。
注:複数のAmazonビジネスから支払いがあった場合、これらの支払いを1つのフォームに統合しました。

米ドルで金額が表記されている。
Total – Pre-rounding:合計が確定申告する金額だ。

Gross Incomeに書かれている金額を雑所得として確定申告する
日本でAmazonの電子書籍の収入の確定申告をする場合は、Form 1042-SフォームのGross Incomeに書かれている金額を雑所得として記載して申告すればOK。

私はこの手続きをしないで、毎月の金額を入力して、二重課税を何年もしていた。
なかなかもったいないことだ。毎年年度末に思い出そう。そして、余計な支払いはやめよう。

印税を得るまでの話>>

Amazon Kindleで電子書籍を出版する【1】準備~印税を得る

余談

トップの写真は、私がフランスで最も男前だと思ったダルタニャン像である。小説『三銃士』の主人公。作者デュマは「小説製造工場」と言われるほどの天才であった。私が尊敬する天才クリエーターにからんでダルタニャン像を入れた。

それにしても、現地では生身のフランス男なんて別にカッコイイと思わなかったが、ブロンズの彼だけは最高に素敵だった。

>>アレクサンドル・デュマ【1】貴族と黒人奴隷の血を秘めて

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