過去にクレジットカード情報を盗まれたことがある
あるとき、クレジットカード会社から電話がかかってきた。
「お客様、〇月×日にトルコのXXというところにいましたか?」
「いいえ。日本にいました」
「どうぞ、ご安心してお話を聞いていただきたいのですが、疑わしいカード使用と思われるものがいくつかありまして、その日に14万円の〇〇、さらに××万円の▽を購入したことになっております」
なんと、他人が私になりすまして、クレジットカードで買い物をしているというのだ。カード会社は、そういうあやしい動きをしているものを検出し、本人に確認して、クレジットカードの差し止めを行う。勝手に使われた分は保証されているから私の負担にはならないので、安心してくれという主旨の電話であった。
いつ情報を盗まれたのだろう…。私は海外旅行をしているので、そのどこかで情報を盗まれた可能性を思った。
なんでも、賊はカードを手にしなくとも、距離があるなかピピピピと遠隔操作で情報を盗めるらしい。恐ろしい時代になったものだ。自分の身は自分で守るしかないのだ。
セキュリティポーチはスキミング防止機能ありで
少しお高くなるが、こうしたスキミング防止機能のあるグッズがあるということを知った。
- 首からぶら下げるタイプ
- カード単体タイプ
- 腹巻タイプ
- 財布タイプ
おおよそこの4種のスキミング防止グッズがある。
クレジットカードの使い込みをされた身としては、二度とスキミング防止機能のない財布やポーチは使わない。
そういうわけで、クレジットカードは分散して所持しなければならないのだとしたら、最低でも2種以上のセキュリティポーチが要る。
最も取り出しにくいのが、1の首からぶら下げポーチである。パスポートと普段使わないクレジットカード、日本円など、これらを盗られたら最後だ…というものを入れた。
2のカードタイプは今回利用しなかったが、それもありだと思う。
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腹巻タイプの貴重品入れが財布になる
腹巻タイプのポーチは、財布代わりにピッタリだった。こちらもスキミング防止機能付きである。
いっそのこと財布は持たない。財布ごと盗まれたらおしまいだからだ。腹巻ポーチに現金とクレジットカードを入れて持ち歩くのだ。ジッパーなのも開け閉めしやすくてよい。
旅行中は財布を日本に置いてきた。それでもまったく困らない。日本円も最低金額3000円しか持っていかなかった。
イタリアでは、200€程度しか所持しないで済んだ。クレジットカード社会なので、現金を使ったのは、40€程であったと思う。
主に出し入れはクレジットカードと少額現金という旅行だった。
おかげで、盗まれても、痛くないと思って旅行ができた。「私の所持品をひったくる奴はバカをみる」そう思って歩いていた。精神的な安定に役立ったと思う。
Pacsafe:パックセーフというセキュリティー機能ブランド
Pacsafe(パックセーフ)という、セキュリティー機能の高いキャリーバッグや旅行用のバッグ、貴重品やカメラを安全に身につけるためのグッズを提供しているブランドがあるので、いろいろ紹介したい。
鋭利な刃物からバッグの中の貴重品を守ること、確実に施錠してスリや置き引きから荷物を守るためのアイデアを実現化しているとか。
セキュリティー財布
セキュリティーリュック
こちらは切り裂きにも対応しているので、バックパック派にはいいかもしれない。
スマホはどこにしまうか?
こんな使いやすそうなポーチも購入した。が、うっかりスキミング防止機能がなかったものを購入してしまったのと、口に磁石がついていて、自動で閉じるというものだったから、クレジットカードに磁石を近づけるなんて、読み込み不可になるからリスキーではないかと気づき、これは持っていかないことにした。
では、スマホを入れるべきか?
迷った挙句、スマホはチェーンを付けて、出し入れしやすいところにしまうのがいいと判断。
スマホにチェーンを付けるメリットは、防犯だけではない。高い塔に上って写真を撮りまくるというミッションを遂行するとなると、スマホ落下がたまらなく心配になったこともあり、スマホが壊れたら、死ぬしかないくらいの恐怖を感じたため、どこまでも安心を優先した。
長さはある程度あった方がよい。腕の長さくらいは伸ばす可能性があるので。
ダイヤルロック&ワイヤーでスーツケースを守る
これは何かというと、ハンドサイズのダイヤル式ワイヤーである。
特急電車の荷物置きにスーツケースを置いて座席に座る場合は、これを使って固定する。
また、ホテルに荷物を置いて観光するときもこれを使用する。
ワイヤーということは、ある程度長さがないと、括り付けられないこともあるので、余裕をもった長さにしたいところ。
下記は、ダイヤルロックとワイヤーだ。上記1つだと不安だったので持って行ったが、上記のほうがワイヤー巻取り式なので、収納という点でよい。下記はおまけだった。好きな方でよい。
こういうもので、電車の荷物置き場に括り付けているのはあまり見たことがないとの声もある。
確かに。目立つかもしれないし、その手のプロからすれば、切ってしまえばいいわけだ。
ただ、私はやれることはやったうえで盗まれるならまだしも、妙なことで躊躇して何もせず盗まれて後悔したくないのだ。
防犯とは、心の問題が大きい。安心を買うのだ。
スーツケース用ダイヤルロックベルト
こちらは防犯目的も多少あるが、目立つほうが手荷物のピックアップで取り違える可能性が低くなるということで選んだ。
ハードタイプのスーツケースの方は、閉まらなくなってお手上げになる危険性があることを知っておきたい。少しでも輸送中のリスクを回避したいならベルトを着けるべきかと。あちらの係の方たちは乱暴に扱うこともしばしばなので、壊された挙句に「閉まりません」はシャレにならない。
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そのほか、便利グッズは下記【2】を参照のこと。