ドイツ

エルツ城 旧ドイツ500マルク紙幣にデザインされた城

エルツ城は、ドイツ三大美城に数えられている。とても運のいい城で、戦で陥落したことがなく、建造時と変わらぬ姿を見せてくれるドイツでは稀有な古城といえる。エルツ家は800年以上も途絶えることなく続き、当代城主は34代目の伯爵である。
ドイツ

ホーエンツォレルン城【4】 2つのホーエンツォレルン家

現在、主要なホーエンツォレルン家は2つある。1214年、伯爵家の子どもたちに対し、相続財産の分割がなされ、これによって大まかには2つの家系に分かれて、現在に至っている。フランケン家とシュヴァーベン家だ。
ドイツ

ハイデルベルク城【1】破壊された城を再建しないのは神の意志

ドイツの中世史は戦争に次ぐ戦争であったから、城は建設しても破壊され、ひと息ついて再建する……これを繰り返してきた。もちろん、ハイデルベルクも同じ道を辿ってきた。現在でも廃墟のままになった理由があある。
ドイツ

ホーエンツォレルン城【3】 天空の城写真はどこで撮る?

ドイツのホーエンツォレルン城に行くことになって私が目標としたのは、天空の城写真を撮るということだった。ツェラホーンという向かいの山に登って取るのがポイントである。
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シヨン城【4】 そこは想像以上に住みやすそうだった

貴族の生活の場、そして牢獄にもなったスイスのシヨン城。そこは意外と住みやすそうで、戦いに疲れ果てた男たちの安住の地でもあったようだ。
スイス

シヨン城【3】 アクセス、そして城の面白い構造

ジュネーブ空港から向かうことを想定して、シヨン城への電車ルートを紹介する。また城内は見所満載で、模型展示室の資料で城の時系列を追うこともできる。
ドイツ

ホーエンツォレルン城【2】 ”白衣の女”伝説と「幽霊の絵」

1000年ほどの歴史があるドイツのホーエンツォレルン家には、レジェンド、つまり伝説があるそうだ。The Legend of the “White Lady”、日本語でいう「白い婦人伝説」とか「白衣の女伝説」と呼ばれるものである。
スイス

シヨン城【2】ピエール2世が手掛けた湖に浮かぶ中世の古城

胃腸薬「パンシロン」の「シロン」はスイスにある古城シヨン城の名からとっているという。この美しい城の歴史と、この城を今の形にしたサヴォワ家のピエール2世についても掘り下げていく。
ドイツ

ホーエンツォレルン城【1】 ドイツの”天空の城”

古城だらけのドイツにも"三大美城"というものがある。その中でも特別な城として知られるのがホーエンツォレルン城である。ドイツ皇帝を輩出した名門貴族発祥の地。そのアクセスも記す。
スイス

シヨン城【1】 Le château de Chillon と芸術家たち

スイスロマンド(スイスのフランス語圏)にあるシヨン城は、湖に浮かぶように建つ美しい城である。「シオン」という地名も別の場所にあるので、間違わないように。