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アレクサンドル・デュマ【3】フランス偉人の霊廟パンテオンに再埋葬される

フランスの偉人たちが眠るパンテオン。そこにフランスの大人気作家アレクサンドル・デュマも眠る。黒人の血が入ったクォーターだったため、出自の問題からパンテオンに入れてもらえなかったところ、シラク大統領のときにここに再埋葬となる。
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【オペラ・ガルニエ】貴族の社交場とファントムの棲む迷宮

フランス文学、それも貴族社会を描いている小説を読むと、パリのオペラ座(ガルニエ宮)がたびたび登場する。有名な『オペラ座の怪人』はパリのガルニエ宮が舞台。内部見学だけもOKなので、私は観劇等をせずに入館した。ジャガールの天井画も楽しみにしていたのだが、リハのため見ることは叶わなかった。
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【ノートルダム大聖堂】210年前にナポレオンの戴冠があった場所

ノートルダム大聖堂は、ノートルダム寺院とも呼ばれ、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂だ。「ノートルダム」とはフランス語で「我らが貴婦人」、つまり聖母マリアのこと。ここでナポレオンの戴冠式が行われている。
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アレクサンドル・デュマ【2】小説工場とシャトー・モンテクリスト

デュマは通常ではあり得ないほどのスピードで書き上げ、小説を大量生産した超人である。人々はそんな彼を「小説工場 アレクサンドル・デュマ会社」と呼んだりもした。
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アレクサンドル・デュマ【1】貴族と黒人奴隷の血を秘めて

アレクサンドル・デュマの名を知らずとも、19世紀の小説『三銃士』の名や「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」は聞いたことがあるはず。デュマの影響力は大きく、時代の寵児となったが、その血に黒人と貴族の系譜があることを知る人は少ない。