スイス 中世のお城の物語―貴族の政略結婚のはなし― 中世の貴族に恋愛結婚は許されない 西洋では中世に限らず、ほんの少し前まで自由な結婚はほとんど存在しなかった。特に貴族の世界では結婚こそが血のパイプである。もっとも大きな話でいえば国同士の関係さえもが決定づけられるのが婚姻。 そんなわけだ... 2016.06.03 スイス城と中世という時代に生きる人々
スイス 【スイス】ラヴォー地区:世界遺産の葡萄畑でハイキング チャップリンが亡命した先はスイスのラヴォーだった 世界に葡萄畑は数あれど、堂々と世界遺産登録されているところといえば、世界遺産初のワイン産地のボルドーにほど近い、サン・テミリオン地域をはじめ、2014年に登録されたばかりのイタリアはピエモ... 2014.12.04 スイス
スイス シヨン城【4】 そこは想像以上に住みやすそうだった 戦いに疲れ果てた男たちの安住の地 当時のサヴォワの領主は、1つのところに住み続けるという習慣はなかったようだ。広い領地の拠点を転々と、そのたびに大行列で引っ越しする…そんな生活であったという。税を取り立て、管理していくことを考えると、移り... 2014.10.25 スイス
スイス シヨン城【3】 アクセス、そして城の面白い構造 シヨン城を「シオン城」と呼ぶ人が結構多いのだが、シオンは別の場所の地名 Sion があり、混同すると行き先を間違うことになりかねない。読みだけでなく、場所も違うので、注意されたい。 アクセス ジュネーブ空港から向かうことを想定して、シヨ... 2014.10.23 スイス
スイス シヨン城【2】ピエール2世が手掛けた湖に浮かぶ中世の古城 パンシロン 昭和4年にスイスのレマン湖に立ち寄ったひとりの日本人がいる。その男は美しいシヨン城をその胸に刻み、そして後年、ロート製薬の社長となった。1954年、戦後初の胃腸薬として自社の製品を売り出すとき、彼は心に残るスイスの美しい城か... 2014.10.18 スイス
スイス シヨン城【1】 Le château de Chillon と芸術家たち スイスで最も入場者数の多い城 スイスロマンド(スイスのフランス語圏)にあるシヨン城は、湖に浮かぶように建つ美しい城である。 シヨン城を「シオン城」と呼ぶ人が結構多いのだが、シオンは別の場所の地名 Sion があり、混同すると行き先を間違... 2014.08.04 スイス